■深刻な脆弱性に対処した Apple Safari 4.0.3 リリース

すべての Safari ユーザに推奨
Apple Software Update 経由でアップデート出来、安定性、互換性、及びセキュリティが次のように改善される。

  • HTML 5 ビデオタグを使用する Web ページの安定性を改善
  • 一部のユーザが iWork.com にログインできない問題を解決
  • Web コンテンツがカラーではなくグレイスケールで表示される原因になっていた問題を解決

詳細:Safari 4.0.3 のセキュリティコンテンツについて




深刻な脆弱性に対処:
AppleSafariブラウザの更新版を公開
Safari 4.0.3」ではMac OS XWindowsの両方に影響する6件の脆弱性を解決した。
 
 米Appleは8月11日、ブラウザのアップデート版となる「Safari 4.0.3」を公開した。Mac OS XWindowsの両方に影響する脆弱性を解決している。
 
 Appleの情報によれば、Safari 4.0.3では6件の脆弱性を解決した。このうちユーザーのお気に入りサイトがプレビューできる「Top Sites」の脆弱性では、悪質サイトが自動的にTop Sitesに表示されてしまい、フィッシング詐欺に利用される恐れがあった。更新版ではユーザーが手動でアクセスしたWebサイトのみがTop Sitesの一覧に追加されるようにして、この問題を解決している。
 
 WebKitに関する3件の脆弱性では、悪質なWebサイトを閲覧すると任意のコードを実行されたり、個人情報が漏えいしたりする恐れがあるほか、URL中の紛らわしい文字がWebサイトの偽装に悪用される可能性がある。
 
 CoreGraphicsとImageIOの脆弱性Windowsのみに存在する。悪質なWebサイトへのアクセスや悪質な画像の表示を通じて、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。
 
Apple、Safariブラウザの更新版を公開 - ITmedia エンタープライズ